お知らせ
東京で暮らしていたときは、施術することが生業のほとんどでした。
スポーツトレーナーから始まった体づくりを学ぶ旅。
自分自身のダイエット・リバウンドの経験などから、エステティックへと進み、エステティックのインストラクターなどを経て、アンチエイジングクリニックのセラピストとなり、最終的に個人サロンを主宰しておりました。
体と向き合ううちに、食についても学び、そして農のある暮らしへと関心が広がり・・・
「体がすこやかで美しくあれるには?」ということが、いつでも私の軸にあります。
しかし移住してからは、東京でしていた方法をそのまま雲南でするのは難しいだろうし、何かちがう気もして、施術をすることは内側におさめ、地域おこし協力隊などの仕事をしながら、この地域の中で自分が持っている技術の活かし方を模索してきました。
体づくりの仕事をしてきたことを前面に出すわけではなかったのだけど、地域の皆さんに「前は何をしていたの?」と聴かれて答えるうちに、高齢者さんのサロンや地域活動の女性部さんでの体ほぐし指導や、小学校のダンス授業などに声をかけていただいて、少しずつこの地域での「体づくり」の仕事ができるようになってきました。
そして施術のことも、耳にしてくれた友人・知人からご依頼いただいて、少しずつするようになっていました。ここ5年、施術をすることは少なかったのですが、他に体験したことたちのおかげで手の感覚が上がり、この環境や暮らしにも力を得て施術をできるようになりました。
そんなわけで、もうちょっと施術の機会を増やしたいなと思い、「施術について」のページをつくりました。求めていらっしゃる方に届くといいな^^
施術について
http://tsuchinotoya.space/free/sejutsu
マヤ暦元旦の7月26日は結婚記念日。
5年前のこの日、島根へと荷物を送り、羽根木の部屋を明け渡して、世田谷区役所で婚姻届と転出届を出しました。
昨晩は地域の会があったりもして別段お祝いをするわけでもなかったのですが、お昼ごはんに適当に作ったパスタの具材がうちの畑で採れたものだらけになれていることが、じんわりうれしかったです^^
そして、今朝の収穫。
バターナッツかぼちゃは今季初物。
今日は奥出雲葡萄園でお祝いランチしました。
有機栽培の葡萄で作られたワインもとっても美味しいです。昼から一杯いただいちゃいました♡
こちらはつちのと舎から車で約5分、裏の山を上がったところにあります。つちのと舎にお越しの際は併せてぜひ☆
雲南暮らしが6年目に入り、つちのと舎としても3年目に入りました。移住した時に求めていたことがおかげさまでいくつも実現して、これからはそれを続けていくことがテーマです。
つながりを大切に、ひとつずつ積み重ねていきたいと思います。
Aloha 'Uhane
島根県津和野町で、「タネの図書館」がはじまります。
8月11日(木・祝)が第1回目のイベントで、つちのと舎もうかがって、シマネスローシネマカフェ in Tsuwano「ヴァンダナ・シヴァのいのちの種を抱きしめて」上映のお手伝いをさせていただくことになりました^^
また、上映の前の時間に、私の体ほぐしをする場もいただいたので、島根西部の方(に限らないけど)、ぜひ来てやってください☆
*** Facebookのイベントページより転載 ***
芽が出て、花が咲き、実が付き、種を採る
長い年月を重ねてその土地の風土の中で長い間受け継がれ
この自然の循環が私たちの暮らしにどれだけ大切なことか
そんな想いを込めて「たねや」を通じて人と人が出会って
「俵種苗店、タネの図種館はじめます」
在来種や固定種と呼ばれるお野菜などの種を貸出し、育て
はじまりの第一回はゲストをお迎えしてタネの図種館・種
8月11日(木)山の日
16:30 ~ 17:30 [自分の体に気づく、体ほぐし]
骨格模型のマイスター・ホネとともに、体が楽になるセル
つちのと舎/三瓶裕美さん
要予約 10 名様 1,000 円
18:00 ~ 19:15 [シマネスローシネマカフェ in Tsuwano]
「ヴァンダナ・シヴァのいのちの種を抱きしめて」
上映会 本編 58min 要予約 20 名様 800 円
19:30 ~ 20:00 [おはなし]
三瓶裕美さん・八木諒平さん・山口敦央さん
20:00 ~ 21:00 [自由解散]
会場では「たべるを」による島根県石見地方の夏野菜を使
お問合わせ:俵種苗店/atelierCECILIA
cecilia@tawarayaseed.com
※詳しくはFacebookのイベントページ「俵種苗店、タネの図書館はじめます vol.1」にてお知らせいたします。
つちのと舎のブログを、ウェブサイト内に移してみることにしました。
これまでのブログはそのまま置いておきます。
3月21日の春分の日に「種の交換会とスローシネマカフェ」を開いたことを書いて以来、なんだかぱたぱたとした日々にブログを書きそびれ、気がついたら7月になりました。この3ヶ月、いろいろあったことをふりかえって書いてみようと思います。
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この3ヶ月の最大の出来事は、「オイル」という演劇に参加したことでした。
東京ではほとんど関心を持つことがなかった演劇というもの。
古事記を動いてみたいという興味などから、雲南市民演劇に参加し、舞台に立つようになりました。
そして今回の「オイル」
野田秀樹さんの作品で、国譲りの神話と戦中戦後が重なり、原爆や征服と被征服など難しいテーマを扱う物語。初めは見るのを楽しみにしていたのですが、3月11日の朝、ふと「オイルの世界を動いてみたい」と浮かび・・・オーディションを受けて、古代出雲人のヨナレヲセヌヒトと戦中戦後の出雲人をする、アンサンブルとして参加することになりました。
物語の解釈や表現などすごく難しいことがたくさんあって、稽古場が重たい雰囲気になることも多々あったのですが、参加しているひとりひとりの、何とかこの舞台を作り上げたいという気もちが高まり、まさに「総力を結集して」の公演となりました。大変だったけど、公演が終わって、お客様の反応を見て、この舞台に参加できて本当によかったと思いました。
移住していなかったら出会うことのなかった世界。
文化や芸術は都会の方が・・・と言われることが多いけど、私はむしろ雲南でその世界が広がりました。