お知らせ

2017-05-30 08:15:00
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5月も残すはあと2日、時の流れの早さにおべる(出雲弁:おどろく)この頃です。

 

地域の皆さんはゴールデンウィークを中心に、5月中旬頃には田植えが済み、近所の田んぼには小さな苗が風にそよそよ、ほっとした雰囲気ですが、つちのと舎はこれから!6月3日に「ちいさな田植えまつり」をひらきます☆

 

 

 

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  ちいさな田植えまつり

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 つちのと舎の3年目の米づくり。
 今年はもう一枚、休んでいた田んぼに起きてもらいました
 (ほぼ手作業で田んぼに戻しています。)
 米の品種は自然農の福岡正信さんが伝えた種・ハッピーヒル。
 うるち米ともち米を育てていて、
 こちらの苗もおかげさまで順調です。

 そしていよいよ田植え!
 無農薬・無肥料・ハデ干しで育てる米です。
 ぜひ一緒に田植えをしませんか?

 

 【 日 時 】6月3日(土)9:00〜15:00頃 (途中参加可

 【 場 所 】つちのと舎(雲南市木次町寺領1019-22)

 【 参加費 】500円(昼飯やはしまの材料費として)

 【 持ち物 】田植えができる服装、飲み物、タオル
  ※ 多くはないですが、ヒルが出るときがありますので、
   気になる方は田靴や手袋をご用意ください。

 【 申込み・問合せ 】tsuchinotoya@gmail.com
            080-4130-0225

 

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昨年は苗作りがうまくいかず、5畝ほどの田んぼが埋まらないくらいの田植えだったのですが、去年の教訓を活かして、今年はいい感じで苗作りが進んでいます。

 

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植物を育てることは、人と地球をつなぐ虹をかけること。 by.浩己

こうして順調に育った苗たちは、世田谷から友人夫妻が来てくれた日に、一緒に作業して田んぼにおろしました。
( ある日の農村民泊 )

 

苗づくりすることと、今年はもう一枚、休んでいる田んぼに起きてもらおうと、日々、早起きして田んぼに向かう浩己。

出張から帰ってきた裕美が見たのは空が映るようになった2枚目の田んぼ!



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地道に手と鍬で草をとっています。

大きく起こさないので、雑草の種を起こさずにすむのか、1枚目の田んぼの1年目は奇跡的なくらい雑草が生えなかった方法です。

 

これはまわりの休耕田。こういう状態からのスタートでした。

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定点観測的な位置からの写真

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二つあわせて、一反を越えるくらいになります。

1枚目の5畝の田んぼだけでも、二人で自給するくらいは収穫できるので、

2枚目の田んぼはカフェで使う分となりそうです。

 

順調に育っている苗ちゃん

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ハッピーヒルのもち米も、今年は植えてみます。年末、餅つきしたいな〜

 

隣のまだ休んでいる田んぼには、木いちごが生えてきていて、おやつによさそう^^

 

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自然のめぐみと、先人の営みに感謝です☆

 

 

 

 

2017-05-21 18:18:00

先週は東京出張。

一日目は地域サポート人ネットワーク全国協議会(以下、サポ人)の総会とセミナーに参加しました。
セミナーでは、前からお話しを聴いてみたかった明治大学の小田切徳美先生の講演をうかがうことができたのと、地域おこし協力隊OGとしてパネリストをさせていただきました。

テーマは『「4000人時代」の協力隊受け入れ体制づくりを考える』
自分の時の受け入れ体制を振り返りながらお話しさせてもらいました。

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パネリストをご一緒したのは、愛媛県西予市の現役協力隊さんと担当職員さん。
西予
市には「三瓶町(みかめちょう)」があるので前から気になっていました。島根には三瓶山があるので、名字を読んでもらったり覚えてもらったりがスムーズでありがたいのですが、領収書などで書くとなると「瓶」がけっこうネックで・・・(笑)
ということで、いつか三瓶町にうかがって領収書をもらってみたいと思ってます。

それはさておき、この会で感じたことを少しまとめておきたいな、と。

小田切先生の講演資料からこちら
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サポート人材の役割、地域づくりの2段階として中越防災の稲垣先生の提言を紹介されました。稲垣先生とは、地域おこし協力隊の研修で関わらせていただいていますが、常々、この視点を現役のときに知っていたかったなーと思います。

 

地域づくりにはステップがあるということ。
準備段階の「足し算のサポート」と事業導入段階の「掛け算のサポート」

 

地域おこしというと後者の「掛け算のサポート」に目が向きがちで、協力隊時代、そういうことができていなかった私は無力感に苛まれていたのですが、このステップを知り、振り返ってみると私が担当した地区は「足し算のサポート」が必要な地域で、そのことはできていたかもしれない、と思うようになりました。

 

「足し算のサポート」の段階では成果が目に見えないことが多いし、いつまでその段階が続くのかもわからないから、これでいいのかと不安でいっぱいだったことはやむを得ませんが、任期後も協力隊と関わりを持たせてもらう中でこのことを知ることができてよかったなぁとおもいます。

そして、翌日からは地域おこし協力隊初任者研修@市町村アカデミー(千葉県)

今回は約150人の協力隊(着任後1年以内)が全国から集まられました。座学やワークショップでみっちりの2泊3日、私はちょっとばかりからだほぐしをしたりしながら、地域サポート人アドバイザーとしてお手伝いに入らせてもらいました。

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弘前大学の平井太郎先生の講義の前にからだほぐし。
からだを「ひらいたろう」^^

 

ところで、この頃、改めて地域おこし協力隊の制度って、おもしろいなーと思うのです。国(総務省)の制度でありながら、内容は自治体の裁量でかなり自由度が高い。協力隊になるまで地域づくりの専門家や行政と関わることがほとんどなかったので、なってみてから知ったことですが、過疎の問題はずいぶん昔の私が生まれる前からあったことで、それに対していわゆるハコモノなどで対策し続けるも過疎は進み、協力隊のような人件費での支援ができるようになったのはかなり画期的なことだったようです。しかし、制度導入当初は誰もが戸惑いながら手探りしながら、うまくいかないこともたくさん・・・というか、うまくいかないことだらけだったことでしょう。私は制度が始まって3年度目の隊員なので、1年度めからの協力隊さんにお会いすることがあったのですが「3年間、ほとんど草刈りだった・・・」と暗い顔をされていたのが忘れられません。それでも、成功事例や定住する元隊員の例から制度が評価され、失敗から少しずつ学んで改善されてきたのだな、と。ちなみに、私たちの頃に問題視されていた「草刈りばかりで・・・」ということを今の隊員さんからはほとんど聞きません。もちろん新たな問題はあるし、今や隊員数が4000人にもなっているなど課題はあるのだけど、それは失敗に学んできたからこそのもの。せっかく育まれてきた制度をこれからも育み、活かして、たくさんの人たちの幸せな暮らしにつながったらいいな^^って、なんだか大きな話しになってきましたが、地域づくりの行き着く先は世界平和!という言葉もワークショップの中で受講生さんの中からもでてきていて、とっても共感しました☆

 

さて、たくさんの現役協力隊の皆さんや、地域づくりの専門家の先生方、地域サポート人アドバイザー仲間との濃ゆい研修を終えた夜、下北沢のアトリエ Ra reveさんと「うんなん食つなぎ」をひらきました♪

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雲南は木次がルーツで下北沢で場をひらくRa reveさんと、下北沢界隈から雲南へ移住したつちのと舎が掛け合わさって、雲南のゆたかな食でつながる会となっています。食への関心高い私の友人たちと、Ra reveさんつながりの方々の出会いも良い感じで、とてもたのしい会となりました^^

 

今回のメニュー

 

* さくらむすび
* 漬け卵

* 小松菜の白和え
* 舞茸炒めとロメインレタス
* さくらめん
* ほうれん草と卵炒め
* 穴子と山菜の天ぷら
* 白ごはん on 葉わさび醤油漬け
* しじみ汁
* 桜ゼリー&ミルクゼリー

食材はこちらから

米 : 結いの郷(大東町箱淵)
桜の塩漬け、桜ジャム : 木の花工房
卵 : さとうのんびり農園
牛乳 : 木次乳業(ブラウンスイス)
豆腐 : 白うさぎ
穴子、しじみ : 渡邊水産
さくらめん : 大原森林組合
野菜、山菜 : 大東町の産直
舞茸 : 奥出雲舞茸
醤油 : 紅梅しょうゆ、森田醤油、井上醤油
塩 : 鵜鷺の藻塩
味噌 : Ra reveの手前味噌(材料は島根産)
なたね油 : のきの郷(安来市)

 

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今回の記念写真☆ お集りいただいた皆さん、ありがとうございました!
墨絵で描かれた雲南の「願い橋」が飾られて、さらに素敵なRa reveさんです^^

 さらに友人の店に寄ったり、友人とおしゃべりしたり、家族とごはんを食べたり、「いつもの東京」時間をたのしみつつ、島根スサノオマジックのPLAY OFFを代々木第2体育館に観に行ったりしつつ、最終日はマイスターホネの修理と改造をしてきました!

 

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すごーく細かい作業を一日みっちりやって大変でしたが、背骨がめちゃくちゃ動かしやすくなって、すごくいい感じ!マイスターホネとのからだほぐし、もっとしたくなりました♪

 

とっても充実した東京滞在。エナジーチャージばっちりで、島根に戻りました☆

2017-05-06 00:08:00
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いい天気が続いたゴールデンウィーク、お出かけや旅をたのしまれた方も多いのではないでしょうか?
つちのと舎はお迎え側。今回、世田谷の友人夫妻が民泊しに来てくれたので、ちょっとご紹介したいと思います。

出雲に到着して、出雲大社へお参りされた後に合流。
ワイナリー奥出雲葡萄園へ〜

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ゴールデンウィークはレストランの営業はなく、庭カフェのみということで、
いろいろチョイスして味わいました♪
「あなぐまの赤ワイン煮」や「仔イノシシのトマト煮」などジビエをいただいたり、
木次乳業のチーズたっぷりのピザやブラウンスイスのソフトクリーム・・・などなど♡
ワインも飲みたくなるところでしたが、この後、農業体験の予定のためおあずけ。
夜にそなえました。


つちのと舎でちょっと休んで、いざ農業体験!
今の時期、稲の苗を育てて、田んぼの準備をしている時期なので、
今回は田んぼの体験になりました。

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つちのと舎では、大きな機械を使わず、ほぼ手作業で田んぼをしています。
田植えに向けて、水をひきながら草をぬき、苗箱を運び込むなどをしました。

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裕美が帰省した時に出かけたイベントで知り合ったKちゃん。
なんと、浩己の小学校の同級生だったのです!
4、5年前に来てくれた時は一人旅でしたが、今回はだんなさんと一緒に来てくれました☆
出雲の縁結び効果があったかな^^

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田んぼに入るのは初めてとのことでしたが、一生懸命作業してくれました^^

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おかげさまでだいぶ水がひろがって、端に溝をほることもできました☆

農作業の後は、古来からの薬湯・出雲湯村温泉でさっぱりと汗を流しました!

ふだんならば、この後、一緒にごはん作りをするのですが、
この日はたまたま、近所のお友達からバーベキューのお誘いをいただいて、
みんなでこちらにお邪魔しました。

星空のもと、焚き火を囲んで話す時間は最高でした!

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翌朝の朝食は土鍋で炊いたつちのと舎の玄米(ハッピーヒル)としじみ汁。
朝食には、近くの美味しいパンと珈琲をお出しすることが多いのですが、
「しじみ汁が食べたい!」とおっしゃっていたので☆

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今回はこんな滞在を体験していただきました♪
喜んでもらってうれしかったですし、まだまだ色々体験してみてもらいたいこともあるので、
ぜひまた来てほしいな〜!

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だんだん☆

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