お知らせ
あけましておめでとうございます
今年は穏やかなお天気のお正月。私たちは雲南でのんびり過ごしました。
はっと気づけばブログは夏で止まっておりますが、
つちのと舎は無事に毎週水曜のカフェ営業をし、
米もしっかり収穫できました^^
いろいろ振り返って書きたいこともありますが、それは追い追いにして(いつだ?笑)
今年のことをば。
おかげさまで昨年は改修工事ができて、カフェ営業を始めることができました。
からだと食と農のつながる場を開きたいということは、
移住を決めた時からぼんやり描いていたことで、
移住から6年間という時間が長いのか短いのかはわからないけど、
ほぼ0から始まった島根での暮らしで、こうした場を作れたことを、
本当にありがたく嬉しく思います。
今年はこの場をより充実させていきたいなって思います。
そのために、からだや食や農に携る人たちとコラボレーションする機会を
たくさん作っていきたいです。
からだの専門家が来てくれる時は、私は食の担当をして、
食の専門家が来てくれる時は、私はからだの担当をして・・・というような感じ。
そんな風にしたいなぁと思い始めたら、さっそく1月にいろいろ出来る事になりました!
今月の予定を下記にまとめます。
イベント詳細はそれぞれFacebookにイベントページがありますので、
そちらをご覧くださいませ。
よりたのしく気もちいい暮らしのお役に立ちますように☆
今年もどうぞよろしくお願いします!
【 2018年1月の予定 】
3日(水) 12:00〜21:00 通常営業
※福岡正信の革命歌カルタと島根郷土カルタをしました♪
10日(水) 12:00〜19:00 通常営業
19:00〜21:00 なみちゃん、おかえり!ヨガ体験&ごはん会
https://www.facebook.com/events/527088544325282/
11日(木) 19:00〜21:00 蓮根三兄弟 食べ比べてみよう会
https://www.facebook.com/events/1552288734827025/
13日(土) 10:00〜16:00 サンコープマルシェ出店 (マルシェリーズ2階)
https://www.facebook.com/events/205566000008917/
17日(水) 12:00〜21:00 通常営業
21日(日) 12:00〜15:00 うんなんUIターン交流会
※15:00以降ものんびりカフェをひらきます。お気軽にどうぞ!
https://www.facebook.com/events/1894233247554849/
24日(水) 12:00〜21:00 通常営業
31日(水) 12:00〜14:00 通常営業
14:00〜17:00 おーちゃんの「ペア楽健」講習会
https://www.facebook.com/events/290253044832947/
※カフェ営業は休憩します
17:00〜21:00 通常営業
立秋も過ぎ、お盆も過ぎて、なんだか涼しく過ごしやすいこの頃です。
前回のブログが、田植え前のところで止まっていて、
季節の巡りのはやさにおべますわ。(出雲弁:びっくりするわ)
時系列に振りかえりつつ書いてみようかと。
(水星が逆行中だから、ちょうどいいかも)
5月31日 畳を新調
客室の畳が新しくなりました!
奥出雲のタタミくん、こと友塚畳工店さんにお願いしまして、
それはもう美しく気もちいいものになりました^^
貴重な国産の、熊本県産のイグサでつくられています。
友塚くんはその農家さんに実際に行かれて、刈り取りの作業を手伝うなど、
本当に本当に大事に畳の文化を伝えてくれるすごい人。
いつか畳についてのお話し会をひらかせてもらいたいな〜^^
6月3日 田植え
今年は初めて、田植えイベントとして行なうことができて、
友人たちが集まってくれました^^
ちいさな田植えまつり https://www.facebook.com/events/1841618989423274/
いい天気にめぐまれ、トロッコ列車に手をふったり、
田の畦でおむすびの昼飯食べたりしながらの田植え。
とても楽しく、やっぱり田のことはみんなでできるといいなって思いました。
おかげさまで今年はもう一窪、田んぼを広げることができました^^
そして、1ヶ月後の稲の様子
約2ヶ月後のつい最近の稲の様子。
農園長の浩己氏曰く、
「 一般的な日本の栽培品種と違いまだ青々としています。
そして一本一本が太い。これでも2〜3本植えです。
これからたくさんの実を結びます。
つちのと舎ではてぬき農法を推奨しています。
できるかぎり機械は使わずに、雑草は手でぬき。
農薬、肥料は使いません。 」
自然農法の福岡正信さん直伝の種・ハッピーヒル、つよいです!
6月10日 はじめての出店
出雲大東駅の「第1回 ほたる祭り」で、初めてイベント出店をしました。
お友達の調理師・めぐちゃんにも手伝ってもらいました。
つちのと舎のメニュー開発などなど、めぐちゃんにはホント助けてもらってます。
出雲大東駅とのつながりは、ずいぶん前からになりますが、
雲南せいねんだんバンドにダンサーとして参加しています。
地元大東町出身のミュージシャン・もりのゆさんが作詞作曲した
「光舞う町」というすてきな曲があり、
駅で活動している手話に親しむ会で手話を教えてもらいながら、
この曲に手話ダンスを付けさせてもらって、一緒に踊っております。
ほたるの町、大東。
今までないのが不思議なくらいの「ほたる祭り」の第1回に、
初めて出店させていただいて、踊りと合わせて、たのしかったです!!
6月24日 手帳会議と笹まきづくり
おとなり飯南町の地域おこし協力隊OGの竹田佑子さんが、
飯南町でひらかれた「手帳会議」がおもしろそうで、つちのと舎でも開かせてもらいました。
で、手帳会議の前に季節の笹まきづくりもしました。
たのしかった・・・
今回、笹を採って揃えるところから準備できてよかったです。
伝統的な食文化、身につけていきたいものです。
そして、手帳会議ではそれぞれのコダワリの手帳使いのことや、
使っているものを見せ合ったりして盛り上がりました♪
6月28日 rocomoonミニライブ&ごはん会
九州在住のお友達のミュージシャン・rocomoonが島根に久しぶりに来るということで、
ミニライブ&ごはん会を開きました♪
彼女はうちが移住して来たすぐの年に遊びに来てくれて、
以来、雲南の方々とつながって、たびたびライブに来てくれています。
ほんと神秘的な歌声で、加茂岩倉遺跡でのライブとかすごかったなぁ・・・
久しぶりの来雲南、おともとなった楽器を携えて、新しい世界も見せてくれました。
私たちが知り合うきっかけの会をひらいてくれた人は、
すでに魂の世界へ還っていて、
その人を思い出しながら歌ってくれた「波」がほんとに響いて、
いろいろなことを思い出したりしました。
rocomoonちゃんを迎えて、こういう場を開けるようになっていることが、
本当に嬉しい夜でした。
さて、一気に8月まで書き上げようと思って書き始めたけど、
だいぶ長くなってきたので6月のところで一旦区切りを。
つちのと舎的にも、6月末をひとつの区切りとしてカフェを運営して、
どんな風にしていこうか、方針が定まってきたころだったな^^
さて、振りかえりの続きです。
7月からはつちのと舎のカフェ営業日を水曜日と定めました。
おためし営業でいろいろな曜日に開いてみて、
土日はイベントなどが多く、まわりの定休日なども考えて、
週ナカの水曜日がしっくりきました。
時間は昼12時から夜9時でオープンします!
水曜日以外でもイベントやグループでのご利用などは適宜☆
おむすびプレートと、季節のクレープといった、固定メニューもできて、
カフェらしくなってきました。
つぶつぶしたのは、加計呂麻島のパッションフルーツ!
地域おこし協力隊仲間のもみちゃんが育てているものを仕入れました♪
加計呂麻島を訪れたのは2007年。もう10年前か〜とびっくりしますが、
振りかえってみると、かなり重要な人生の転機だったなぁ・・・
そんな加計呂麻島からは黒糖も送ってもらってまして、
料理やお菓子づくりに使っています。
出雲圏域の食材を大事にしつつ、顔の見えるつながりの中で、
こちらにはない(少ない)食材を得て、供していきたいなって思います^^
7月9日 きすき駅まつり(うんなんまめなカー市)出店
出雲大東駅での出店に気をよくし、
木次駅でのイベントにも出店させていただきました。
商工会さんの「うんなんまめなカー市」との共催イベントで、
うちも商工会に入らせてもらっていたので、ちょうどいい機会でした。
けっこうな大雨の中のイベントでしたが、たくさんのお客さんが来てくれました。
つちのと舎は初めてのドリンク出店で、自慢の手網自家焙煎珈琲とともに、
オリジナルのゼリードリンクなどをお出ししました。
雲南せいねんだんの仲間がステージのMCなどをしていたので、
「光舞う町」の時だけ、いそいそと踊りに行ったりしながら楽しみました☆
7月16日、17日 近代たたら製鉄24時間操業に参加
雲南地域といえば「たたら製鉄」。
砂鉄と木炭と炎で鉄を産む凄い技術なのですが、
なんとこの度、試験操業されるのにお声かけいただいて、
たたら製鉄をこよなく愛する、
長崎は野母崎の地域お越し協力隊・山本春菜ちゃんと我らで参加しました!
春菜ちゃんと私は前日の準備にも参加☆
学生時代に金属の造形美術をしていた彼女、
昨年の春に協力隊の研修で知り合って、今回で3回目の来雲南。
彼女のおかげで、私たちもたたらとのつながりを深めることができました^^
24時間ぶっ通しで、もの凄い熱の中、
2チームに分かれて2時間ずつの交代制で作業します
炉が2段重ねの顔に見えたりしつつ・・・
振りかえって改めて、すごい経験をさせてもらったと思います。
鉄を手にすることで、人の暮らしは大きく変わり、
鉄を手に入れるために、飽くなき努力を重ねた先人たちの凄さを想います。
雲南に来ていなかったら、こうしたことを知らずに生きていたかも。
知らなくても生きていられるけれど、
知ることで豊かになることってありますよね。
7月19日 木次子育て支援センターさんの夏のコンサート
松江のプラバホールのオルガニスト・米山麻美さんにお声かけいただいて、
木次子育て支援センターさんのコンサートで
からだほぐし&ダンスをさせていただきました。
約40組の親子が参加されて、生まれたてのとっても小さな人から、
歩いて走ってはしゃぐ小さな人まで、幅広い小さな人達と親御さんとの時間、
麻美さんが奏でる古いオルガンの優しい音色やピアノとともに、
とても楽しく動かしていただきました☆
ハイハイの小さな人達が、麻美さんのオルガンに引き寄せられていくのは、
とくにおもしろかったな〜
つちのと舎稼業と合わせて、こんなこともしています^^
7月26日 下北沢のティッチャイのみゆきちゃんと春菜ちゃんがやってきた!
2年前、日登地区でひらかれた「かやぶき春まつり」に来てくれた二人、
滞在時間12時間という短い時間でしたが、
楽しい演奏でイベントを盛り上げてくれました。それはそれで良かったのですが、みゆきちゃんのタイ料理が大好きな私たちは
いつか雲南の食材でみゆきちゃんにタイ料理を教えてもらいたい!と
想いを募らせておりました。
そこで、食への興味関心の深い友人たちに声をかけて
「食べるワ雲南」という会を立ち上げ、講習会を企画しました。
雲南食材でのタイ料理、すごく美味しかったし、
食材の意外な魅力を知ることもできました♪
参加された皆さんの食への活動に役立ったらうれしいですし、
つちのと舎メニューにも加えていきたいとおもいます☆
そして、夜はつちのと舎で「タイ料理ナイト!おいしい音楽会♡」
満員御礼での開催となり、みなさんと美味しく楽しい時間を過ごしました!
雲南野菜たっぷりのタイ料理プレート♡
お食事を出してもらって、ソムタムタイムスのライブ♪
飛び入り参加するトビさん♪
サボテン高水春菜ちゃんのソロ!
7月26日は私たちにとって、ちょっと特別な日で、
つちのと舎カフェのグランドオープンもこの日にしようと思う中、
ティッチャイの二人を迎えて、こういう形で、一日を過ごせたことが、
とってもとっても嬉しかったです^^
7月29日 三刀屋土曜夜市(うんなんまめなカー市)出店
出店の3回目は三刀屋にて♪
みしまやの駐車場での開催でしたが、雲南っ子の友人たちから、
幼い頃にこの場所で開かれていた土曜夜市がいかに魅力的だったかを
聞かせてもらったこともあり、とても楽しみでした。
いや〜ほんと賑やかでした!
ちょっと前に三刀屋小学校でダンスの授業をしていたので、
小学生が声をかけてくれたのも嬉しかったです^^
7月30日 パーマカルチャーおしゃべりごはん会
里山の循環型の暮らしに学び、持続可能な暮らしをつくる
「パーマカルチャー」の先生で、植物の専門家の池竹さんが来てくれたので、
ごはん会をひらきました♪
少人数の集まりで、久しぶりに会った友人たちともゆっくり話せてよかったです^^
一夜明けて、朝は池竹さんにうちのまわりの植物のことを教えてもらいました。
自然と仲良く暮らす知恵、身につけたいことがいっぱいです!
そんなこんなの7月。
少しずつカフェもカフェらしくなり、グランドオープンできました。
最終日の31日は自治会の若い人たちで納涼祭の打合せがあったのですが、
ちょっとおもしろいことに・・・
この地域での暮らしのおもしろさが伝わったらいいな^^
5月も残すはあと2日、時の流れの早さにおべる(出雲弁:おどろく)この頃です。
地域の皆さんはゴールデンウィークを中心に、5月中旬頃には田植えが済み、近所の田んぼには小さな苗が風にそよそよ、ほっとした雰囲気ですが、つちのと舎はこれから!6月3日に「ちいさな田植えまつり」をひらきます☆
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ちいさな田植えまつり
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つちのと舎の3年目の米づくり。
今年はもう一枚、休んでいた田んぼに起きてもらいました
(ほぼ手作業で田んぼに戻しています。)
米の品種は自然農の福岡正信さんが伝えた種・ハッピーヒ
うるち米ともち米を育てていて、
こちらの苗もおかげさまで順調です。
そしていよいよ田植え!
無農薬・無肥料・ハデ干しで育てる米です。
ぜひ一緒に田植えをしませんか?
【 日 時 】6月3日(土)9:00〜15:00頃 (途中参加可
【 場 所 】つちのと舎(雲南市木次町寺領1019-22)
【 参加費 】500円(昼飯やはしまの材料費として)
【 持ち物 】田植えができる服装、飲み物、タオル
※ 多くはないですが、ヒルが出るときがありますので、
気になる方は田靴や手袋をご用意ください。
【 申込み・問合せ 】tsuchinotoya@gmail.com
080-4130-0225
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昨年は苗作りがうまくいかず、5畝ほどの田んぼが埋まらないくらいの田植えだったのですが、去年の教訓を活かして、今年はいい感じで苗作りが進んでいます。
植物を育てることは、人と地球をつなぐ虹をかけること。 by.浩己
こうして順調に育った苗たちは、世田谷から友人夫妻が来てくれた日に、一緒に作業して田んぼにおろしました。
( ある日の農村民泊 )
苗づくりすることと、今年はもう一枚、休んでいる田んぼに起きてもらおうと、日々、早起きして田んぼに向かう浩己。
出張から帰ってきた裕美が見たのは空が映るようになった2枚目の田んぼ!
地道に手と鍬で草をとっています。
大きく起こさないので、雑草の種を起こさずにすむのか、1枚目の田んぼの1年目は奇跡的なくらい雑草が生えなかった方法です。
これはまわりの休耕田。こういう状態からのスタートでした。
定点観測的な位置からの写真
二つあわせて、一反を越えるくらいになります。
1枚目の5畝の田んぼだけでも、二人で自給するくらいは収穫できるので、
2枚目の田んぼはカフェで使う分となりそうです。
順調に育っている苗ちゃん
ハッピーヒルのもち米も、今年は植えてみます。年末、餅つきしたいな〜
隣のまだ休んでいる田んぼには、木いちごが生えてきていて、おやつによさそう^^
自然のめぐみと、先人の営みに感謝です☆
先週は東京出張。
一日目は地域サポート人ネットワーク全国協議会(以下、サポ人)の総会とセミナーに参加しました。
セミナーでは、前からお話しを聴いてみたかった明治大学の小田切徳美先生の講演をうかがうことができたのと、地域おこし協力隊OGとしてパネリストをさせていただきました。
テーマは『「4000人時代」の協力隊受け入れ体制づくりを考える』
自分の時の受け入れ体制を振り返りながらお話しさせてもらいました。
パネリストをご一緒したのは、愛媛県西予市の現役協力隊さんと担当職員さん。
西予市には「三瓶町(みかめちょう)」があるので前から気になっていました。島根には三瓶山があるので、名字を読んでもらったり覚えてもらったりがスムーズでありがたいのですが、領収書などで書くとなると「瓶」がけっこうネックで・・・(笑)
ということで、いつか三瓶町にうかがって領収書をもらってみたいと思ってます。
それはさておき、この会で感じたことを少しまとめておきたいな、と。
小田切先生の講演資料からこちら
サポート人材の役割、地域づくりの2段階として中越防災の稲垣先生の提言を紹介されました。稲垣先生とは、地域おこし協力隊の研修で関わらせていただいていますが、常々、この視点を現役のときに知っていたかったなーと思います。
地域づくりにはステップがあるということ。
準備段階の「足し算のサポート」と事業導入段階の「掛け算のサポート」
地域おこしというと後者の「掛け算のサポート」に目が向きがちで、協力隊時代、そういうことができていなかった私は無力感に苛まれていたのですが、このステップを知り、振り返ってみると私が担当した地区は「足し算のサポート」が必要な地域で、そのことはできていたかもしれない、と思うようになりました。
「足し算のサポート」の段階では成果が目に見えないことが多いし、いつまでその段階が続くのかもわからないから、これでいいのかと不安でいっぱいだったことはやむを得ませんが、任期後も協力隊と関わりを持たせてもらう中でこのことを知ることができてよかったなぁとおもいます。
そして、翌日からは地域おこし協力隊初任者研修@市町村アカデミー(千葉県)
今回は約150人の協力隊(着任後1年以内)が全国から集まられました。座学やワークショップでみっちりの2泊3日、私はちょっとばかりからだほぐしをしたりしながら、地域サポート人アドバイザーとしてお手伝いに入らせてもらいました。
弘前大学の平井太郎先生の講義の前にからだほぐし。
からだを「ひらいたろう」^^
ところで、この頃、改めて地域おこし協力隊の制度って、おもしろいなーと思うのです。国(総務省)の制度でありながら、内容は自治体の裁量でかなり自由度が高い。協力隊になるまで地域づくりの専門家や行政と関わることがほとんどなかったので、なってみてから知ったことですが、過疎の問題はずいぶん昔の私が生まれる前からあったことで、それに対していわゆるハコモノなどで対策し続けるも過疎は進み、協力隊のような人件費での支援ができるようになったのはかなり画期的なことだったようです。しかし、制度導入当初は誰もが戸惑いながら手探りしながら、うまくいかないこともたくさん・・・というか、うまくいかないことだらけだったことでしょう。私は制度が始まって3年度目の隊員なので、1年度めからの協力隊さんにお会いすることがあったのですが「3年間、ほとんど草刈りだった・・・」と暗い顔をされていたのが忘れられません。それでも、成功事例や定住する元隊員の例から制度が評価され、失敗から少しずつ学んで改善されてきたのだな、と。ちなみに、私たちの頃に問題視されていた「草刈りばかりで・・・」ということを今の隊員さんからはほとんど聞きません。もちろん新たな問題はあるし、今や隊員数が4000人にもなっているなど課題はあるのだけど、それは失敗に学んできたからこそのもの。せっかく育まれてきた制度をこれからも育み、活かして、たくさんの人たちの幸せな暮らしにつながったらいいな^^って、なんだか大きな話しになってきましたが、地域づくりの行き着く先は世界平和!という言葉もワークショップの中で受講生さんの中からもでてきていて、とっても共感しました☆
さて、たくさんの現役協力隊の皆さんや、地域づくりの専門家の先生方、地域サポート人アドバイザー仲間との濃ゆい研修を終えた夜、下北沢のアトリエ Ra reveさんと「うんなん食つなぎ」をひらきました♪
雲南は木次がルーツで下北沢で場をひらくRa reveさんと、下北沢界隈から雲南へ移住したつちのと舎が掛け合わさって、雲南のゆたかな食でつながる会となっています。食への関心高い私の友人たちと、Ra reveさんつながりの方々の出会いも良い感じで、とてもたのしい会となりました^^
今回のメニュー
* さくらむすび
* 漬け卵
* 小松菜の白和え
* 舞茸炒めとロメインレタス
* さくらめん
* ほうれん草と卵炒め
* 穴子と山菜の天ぷら
* 白ごはん on 葉わさび醤油漬け
* しじみ汁
* 桜ゼリー&ミルクゼリー
食材はこちらから
米 : 結いの郷(大東町箱淵)
桜の塩漬け、桜ジャム : 木の花工房
卵 : さとうのんびり農園
牛乳 : 木次乳業(ブラウンスイス)
豆腐 : 白うさぎ
穴子、しじみ : 渡邊水産
さくらめん : 大原森林組合
野菜、山菜 : 大東町の産直
舞茸 : 奥出雲舞茸
醤油 : 紅梅しょうゆ、森田醤油、井上醤油
塩 : 鵜鷺の藻塩
味噌 : Ra reveの手前味噌(材料は島根産)
なたね油 : のきの郷(安来市)
今回の記念写真☆ お集りいただいた皆さん、ありがとうございました!
墨絵で描かれた雲南の「願い橋」が飾られて、さらに素敵なRa reveさんです^^
さらに友人の店に寄ったり、友人とおしゃべりしたり、家族とごはんを食べたり、「いつもの東京」時間をたのしみつつ、島根スサノオマジックのPLAY OFFを代々木第2体育館に観に行ったりしつつ、最終日はマイスターホネの修理と改造をしてきました!
すごーく細かい作業を一日みっちりやって大変でしたが、背骨がめちゃくちゃ動かしやすくなって、すごくいい感じ!マイスターホネとのからだほぐし、もっとしたくなりました♪
とっても充実した東京滞在。エナジーチャージばっちりで、島根に戻りました☆